Arcserve UDP でベアメタル復旧ができない
Arcserve UDP で復旧メディアを使用したベアメタル復旧時に以下のようなエラーとなり先に進めないことがあります。
ブートボリューム[C:\]はリストア対象に選択できません。このボリュームをマップするための十分なディスク空き容量がないか、ボリュームを作成できませんでした。
多くの場合、原因は復旧メディアの作成方法にあります。
ベアメタル復旧ディスクの正しい作成方法
上記エラーを回避するには、「ベアメタル復旧用のブートキットの作成」において、下図のように「ローカルドライバを含む」ボタンを必ず押してください。
ドライバを含んだ状態のベアメタル復旧ディスクを使用すると上記エラーが発生しなくなることがあります。
マニュアルでは・・・
[ドライバの指定] → [作成] をクリックします。※ドライバを組み込んだ BMR ISO イメージを作成する場合は、[ローカル ドライバを含む] または [ドライバの追加] を選択し、ドライバを導入します。
Arcserve UDP 6.5 の環境構築ガイドでは上記のようにしか記載されていませんが、ローカルドライバを含めることはほぼ必須かと思います。またこの特徴からベアメタル復旧用のメディアはサーバ毎に用意した方が無難です。
x84は含む必要があるのか
64bit OS であれば含める必要はありません。また、x64 のみで作成した場合の容量は500MB強程度なので、CD に収まります。