Zabbix エージェントのインストール方法(CentOS7.6、Windows2016)を記載します。なお、Zabbix サーバのインストール/構築手順は以下の記事を参照してください。
Linux へのエージェントインストール
CentOS へ Zabbix エージェントをインストールします。まずはリポジトリを追加してください。
[root@linux-sv01 ~]# rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/4.0/rhel/7/x86_64/zabbix-release-4.0-2.el7.noarch.rpm
リポジトリ追加後に Zabbix エージェントをインストールします。
[root@linux-sv01 ~]# yum instaal zabbix-agent
次に Zabbix エージェントの設定を行います。/etc/zabbix/zabbix_agentd.conf を以下のように修正してください。
# Server=127.0.0.1
Server=192.168.11.200
# ServerActive=127.0.0.1
ServerActive=192.168.11.200
# Hostname=Zabbix server
Hostname=linux-sv01
Server と ServerActive は Zabbix サーバの IP アドレス、Hostname は自分自身のホスト名を設定します。修正後に zabbix-agent を起動します。
[root@linux-sv01 ~]# systemctl start zabbix-agent
[root@linux-sv01 ~]# systemctl enable zabbix-agent
Windows へのエージェントインストール
Download and install Zabbix から Windows 用のエージェントを zip でダウンロードします。64bitOS の場合は amd64、32bitOS の場合は i386 をダウンロードしてください。
解凍後、任意のフォルダ(ここでは C:\Program Files\ZabbixAgent)に bin と conf フォルダを移動します。移動後、conf フォルダにある zabbix_agentd.conf をテキストエディタで開き以下のように修正してください。
# Server=127.0.0.1
Server=192.168.11.200
# ServerActive=127.0.0.1
ServerActive=192.168.11.200
# Hostname=Windows host
Hostname=WINDOWS-SV01
修正後に以下のコマンドを実行し Zabbix エージェントをインストールします。
C:\Program Files\ZabbixAgent\bin> zabbix_agentd.exe -c "C:\Program Files\ZabbixAgent\conf\zabbix_agentd.conf" -i
インストールするとサービスに “Zabbix Agent” が追加されます。通常はインストール後すぐに開始されていますが、もし開始していなかった場合は手動で開始ししてください。
NTP を設定する
Zabbix のログは OS の時刻のまま保存されるため、NTP で時刻を同期することは非常に重要です。必ず設定するようにしておきましょう。
以上で Zabbix エージェントのインストールは完了です。