インターネット接続までの流れ
インターネット回線を契約した場合、基本的に以下の4ステップです。
- インターネットを申し込む
- 工事業者がやってくる
- ONUを指差し「ここに光来てるんで」と言われる
- インターネット接続の設定を行う
本記事ではこの4番目についてざっくり解説します。
書類に「ユーザID」や「PAP/CHAP」という文字がある
まずは契約時に貰った書類を確認してください。以下の3点が記載されていないでしょうか。
- ユーザID
- パスワード
- CHAP
ちなみに、ユーザIDは「~@~」という形式です。
CHAP は PPP や PPPoE でのユーザ認証の方式です。PAP という認証方式もありますが、平文で認証する為基本的に使われません。
上記が記載されている場合、PPPoEでの接続になります。
ルータやファイアウォールのWAN設定でPPPoEの設定を行ってください。
PPP と PPPoE
PPP は電話回線での認証に使用する方式です。一方 PPPoE は PPP をイーサネット上で使えるように PPP のデータをカプセル化したものです。
つまり、今のご時世でインターネット接続に使用されるのは PPP ではなく PPPoE です。
書類にIPアドレスが記載されている
PPPoEじゃない場合もあります。その場合は書類にIPアドレスが記載されているので、それを設定もしくは自動取得するだけでOKです。
もし書類に PPPoE の情報もしくは IPアドレス情報が無い場合、書類が足りていないので探してください。
個人ではあまり無いケースですが、複数回線を契約した場合は PPPoE の情報が同じ場合があるので、無い場合は過去の書類を漁ってください。