システムエラー(メモリダンプ)を発生させたい!
日本人って、いつかはシステムエラーを人為的に発生させたくなります。例えばクラスタのフェイルオーバテストだとかダンプ解析の勉強だとか。。。
で、Windows Server でそれが実現可能なのかというと、可能です。システムエラー(メモリダンプ)は手動で発生させることができます。
Windows Server 2019 でテスト
システムエラーのテストとして Windows Server 2019 を用意しました。
レジストリの設定
システムエラーを手動で発生するためには、以下のレジストリを作成する必要があります。
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\kbdhid\Parameters
名前:CrashOnCtrlScroll
種類:REG_DWORD
値:1
上記レジストリを作成した後は再起動するか、USB キーボードを抜き差ししてください。
ダンプの取得方法
右の CTRL キーを押しながら ScrollLock キーを 2 回押下します。
左の CTRL キーだと反応しないので注意してください。
以上でシステムエラーが発生します。
VirtualBox でテストする場合
手動によるメモリダンプの取得ですが、実は仮想環境でも可能です。同じようにレジストリを設定した後に、以下の記事を参考に USB キーボードを仮想マシンに割り当てます。
VirtualBox 上の仮想マシンに USB キーボードを認識させる方法
割り当て後に 右 CTRL + ScrollLock キー2回で物理環境と同じようにシステムエラーを発生させることが可能です。
参考リンク