仮想マシンについて、恐らく多くの方が「NATにしてインターネット接続は確保したいけどホストからもアクセスしたい」と考えるはずです。
上記を実現する方法としてよく挙げらるのがNATとホストオンリーアダプターの2つのNICを用意する方法です。
しかし、そうするとIPアドレスを2つ管理しないといけないので若干の面倒臭さがあります。そんな方にオススメなのがポートフォワードを使う方法です。
ポートフォワーディングを設定してSSH
ポートフォワーディングとは「このIP:ポート宛の通信はこのIP:ポートに転送して」な設定です。実際に見てみると早いかと思います。
VirtualBoxの仮想マシンを選択して設定をクリックしてください。
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NICの高度な設定からポートフォワーディングをクリックしてください。
![](https://turningp.jp/wp-content/uploads/2021/03/9207_02.png)
そこに、適当なホストポート(例えば2222)宛をゲストポートの22番宛にフォワーディングするように設定します。
![](https://turningp.jp/wp-content/uploads/2021/03/9207_03.png)
実際にSSHするときは、localhost:2222宛にSSHします。
![](https://turningp.jp/wp-content/uploads/2021/03/9207_04.png)
下図のように問題なく仮想マシンに接続できます。
![](https://turningp.jp/wp-content/uploads/2021/03/9207_05.png)
当然ログインも問題ありません。
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このように、仮想マシンにNICを2枚用意するよりはポートフォワーディングの方が色々と楽なのでぜひ活用してください。