CentOS7で自動パーティションを選択した場合はこうなる

CentOS7 の自動パーティションの実体を探っていきましょう。

下図は 8GBのディスク一本で CentOS7 を構築した際のディスクの状態です。

「devtmpfs」や「tmpfs」は “tmp” と名前にある通り一時領域です。例えば手動で / のみにディスクを全て割り振っても「devtmpfs」と「tmpfs」は存在することになるので、まずは気にしないでおきます。一応、参考リンクは載せておくので興味がある場合は確認してください。

「/dev/mapper/centos-root」って???

そうなると気になるのが「/dev/mapper/centos-root」です。アカデミックに Linux を学んでいる場合、「/dev/sda1」は最初のディスクの第1パーティションで、第2パーティションは「/dev/sda2」なはずです。「/dev/mapper/centos-root」ってなんぞやって感じです。

これを理解するにはまず sda という名前のデバイスファイルを表示してみましょう。

すると下図のように確かに sda2 が存在していることがわかります。

つまりきっちり sda2 は存在しているわけですね。

となればますます「/dev/mapper/centos-root」ってなんぞや??という感じかもしれませんが、これは LVM で作成された論理ボリューム名です。

「/dev/mapper/centos-root」は LVM の論理ボリューム

CentOS7 の自動パーティションでは、boot 領域以外は物理パーティションではなく LVM が使用されます。つまり sda2 というパーティションを物理ボリュームとしてボリュームグループが作成され、「/dev/mapper/centos-root」という論理ボリュームが作成されたという事ですね。

ちなみに CentOS7 の自動パーティションは下図のように作成されます。

「/dev/mapper/centos-swap」と「/dev/mapper/centos-home」は無かったじゃん!と思われるかもしれませんが、まず「/dev/mapper/centos-home」は上図にもあるようにディスクの容量が少ないと作成されません。実際に試すと下図のようになりました。

「/dev/mapper/centos-swap」に関しては df で表示されないだけで、実際には作成されています。

swap もちゃんとある

ちなみに swap の容量は物理メモリのサイズに応じて変化します。試してみると下図のようになりました。

ただし、自動パーティションで swap が2GBしか用意されないと言って、手動でパーティショニングする際にも2GBにするのが正解かと言うと、そうでもありません。

Swap は、物理 RAM サイズが 2 GB までは、物理 RAM の2倍として、2 GB を超えると、1物理 RAM ごとに同量を追加します。ただし 32 MB を下回ることはできません。

極めて大容量の RAM (32 GB以上) を持つシステムでは、多分上記基準より少なめの swap パーティション (物理 RAM の 1 倍、またはそれ以下)で十分でしょう。

Quote:Redhat CUSTOMER PORTAL 第15章 SWAP 領域

自動パーティション時のディスク構成図

最終的な自動パーティションの構成は下図のようになります。

例えば 100GB のディスク一本で自動パーティショニングを行った場合はこのようになります。

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