言葉で説明すると以下のとおりだ。
ホスト名
ドメイン名全体の長さは、 ピリオドを含めて253文字以下でなければなりません。 ラベルには、英字(A~Z)、数字(0~9)、 ハイフン( – )が使用できます(ラベルの先頭と末尾の文字をハイフンとするのは不可)。 ラベル中では大文字・小文字の区別はなく、 同じ文字とみなされます。
Quote:JPNIC – ドメイン名のしくみ
NetBIOS名
コンピューター名は英数字および記号などを含めて「最大15文字(15bytes)」までという制限がある。日本語も使えるが(日本語を正しく扱えないツールもあるので、実運用では日本語は使わないようにするのが無難)、その場合は漢字1文字がアルファベット2文字換算となる。英字の大文字/小文字は区別されないが、サポート技術情報「LMHOSTS ファイルの PDC 名は大文字と小文字を区別する」のように、大文字/小文字の違いが意味を持つ場合もあるので注意する。
つまり、ホスト名もNetBIOS名も大文字・小文字を区別しない。
たとえば、nslookup コマンドはホスト名の名前解決を実行するコマンドだ。
ホスト名「Turning-Point」の端末に対して「nslookup TURNING-POINT」コマンドを実行し、名前解決が成功した場合、ホスト名は大文字・小文字を区別しないということになる。
実際に実行してみた結果、「nslookup TURNING-POINT」は名前解決に成功した。
このことからもホスト名が大文字・小文字を区別していないことがわかる。
なお、NetBIOS名に至ってはコンピュータ名を小文字で設定しようと勝手に大文字で更新されていた。
前回の記事とあわせて結論を出すと、コンピュータ名もホスト名もNetBIOS名も大文字・小文字を区別しない。